実家の庭に置いてある地蔵を片付ける方法

実家の庭に置いてある地蔵を片付ける方法

神棚の供養の様子

かつては庭先に地蔵があるのは珍しくありませんでした。その当時の習慣の名残として、実家の庭に地蔵があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際に庭の地蔵の撤去処分の相談が増えており、土地の売買などに伴い、お地蔵様を撤去・移動する必要がでてきたというケースも少なくありません。

そこで今回、庭にある地蔵を片付ける方法を紹介し、注意点についてもまとめました。

この記事を読めばきっと庭にあるお地蔵様の片付け方法がわかるのではないでしょうか。

庭にある地蔵を片付ける流れ

庭にある地蔵を片付ける流れは2パターンあります。

それは、自分で行う場合と業者に依頼する場合です。

自分で片付けを行う流れとして、次のステップで行われています。

自分で行う流れ

  1. お坊さんに閉眼供養してもらう。
  2. 自分で地蔵を解体する。
  3. 産廃処理業者へ持っていく。

一方、庭の置物や不用品とは異なり、地蔵は仏様の化身でもあります。そのため、片づけるのも抵抗がある方も多いはず、そんな方には業者に依頼するパターンもあります。

業者に依頼する場合の流れは次のステップで行われます。

業者に依頼する流れ

  1. お坊さんに閉眼供養してもらう。
  2. 業者に依頼して解体と廃棄を代行してもらう。

これらの流れについて解説していきましょう。

お坊さんに閉眼供養をしてもらう

自分で庭の地蔵を片付ける場合も、業者に依頼する場合も、地蔵の片付け前には、必ずお坊さんに魂抜き供養を行ってもらいましょう。

一般的な置物と異なり、地蔵は地蔵菩薩といい、仏像の中でも如来に次ぐ、位の高い仏像です。

そのため、仏教を信じていない方でも何となく、そのまま捨ててしまうのは抵抗を感じるのではないでしょうか。

地蔵を片付ける前に、庭の地蔵であっても供養をしてもらうことが必要です。この地蔵の閉眼供養に当たっては、業者が手配してくれる場合もあれば、そうでない場合も少なくありません。そのため、自分でお坊さんに依頼することが必要です。ここでは、お坊さんの選び方や供養の流れについて解説していきましょう。

お坊さんの選び方は、基本的に自分の実家で檀家になっているお寺(菩提寺)のお坊さんにしましょう。実家の事情を知っている方も多く、どこに家があって、どのような地蔵なのかを把握しているはずです。どこのお坊さんか分からない場合は、実家の近くにあるお寺に連絡して事情を話し依頼する手もあります。

実家と自分の家が近く、知り合いのお坊さんがいる場合は、知り合いのお坊さんに頼むのも良いかもしれません。よほどの事情がなければ、遠方からわざわざお坊さんを呼んで、供養を行うといった、大規模なことを行う必要はないでしょう。

依頼する際は、庭の地蔵の魂抜き(たましいぬき)または、お性根抜き(おしょうねぬき)、もしくは閉眼供養をして欲しいと伝えれば、わかってもらえます。連絡をしたら、場所を伝えてお坊さんを手配します。

供養の流れは、準備、お坊さんをお呼びする(お連れする)、読経をしてもらう、お布施をするといった形です。準備としては、必要な仏具やお供えをそろえておきましょう。

仏具としては、おりん、木魚(浄土真宗の場合は不要)、香炉(線香立て)、線香差し、ロウソク立てどが挙げられますが、宗派によって異なるので、事前にお坊さんへ相談するのがおすすめです。

お供えは、花立(花瓶)と生花(一対二束がセットで、花立に生けます)、必要に応じてお菓子などを用意します。約束の時間になるとお坊さんがやってきますが、お坊さんの都合によっては、こちらから車を出して来ていただくという場合もあります。来ていただいたら、そのまま庭の地蔵に案内して、閉眼供養をしていただきます。

基本的に閉眼供養は、読経による供養で地蔵を安置してある場所(祠、ほこら)の前で行う形になります。まれに、こちらから安置してある地蔵を軽トラックなどで運んでお寺に持ってくケースもありますが、その点はお坊さんと相談しましょう。

読経が終わったら、お礼を伝えてお布施を行います。金額は宗派やお寺の方針によって異なるので、一概には言えませんが、3万円~10万円が一般的です。

思い切ってお寺に聞いてしまうという手もあります。お布施をしたら、車に乗せてお寺に送るか、見送って閉眼供養が完了します。

自分で行う場合

閉眼供養が終わって自分で片付けを行う場合は、産廃業者を探す、ハンマーで破砕する、産廃業者に来てもらうか自分で持っていくといった流れです。

最初に地蔵を片付ける産廃業者を探しましょう。基本的に敬遠されることが多いのですが、請け負ってくれるところも必ず見つかるので、電話帳やネットなどで探すのがおすすめです。ここで、こちらで業者のところへもっていくか、回収してもらうかを決めましょう。業者が決まったら、ハンマーで地蔵(だった石)を破砕します。

閉眼供養を行った石は、仏像ではありませんから、庭石のように壊して回収しやすいようにしましょう。ちなみに破砕するのは、そのままでは回収してくれないことがほとんどだからです。破砕された石を産廃業者に処理してもらって片付けが完了します。

業者に依頼する場合

地蔵を片付ける専門業者に依頼すれば、簡単に庭の地蔵を片付けられます。閉眼供養が行われた後に、業者に来てもらって魂抜きされた石を回収してもらうだけです。

破砕や処分など、一切の処理は業者側で行ってくれるので、こちらで破砕したリ、処理業者に持っていくといったことはありません。

業者によっては、閉眼供養のコンサルティング(お坊さんのてないなど)を行ってくれるケースもあるので、実家が遠方にある場合は、かなり助かるでしょう。

 

業者に依頼するなら ⇒ https://reset-soul.com/useful/obousan/

地蔵を片付けるうえでの注意点

地蔵を片付けるうえでの注意点は3つあります。それは、祠の処理、地蔵を破砕する場所、菩提寺がない場合です。

地蔵は、家によって祠に祀られていることも少なくありません。その場合は、祠の処分も考える必要があります。

産廃業者によっては、祠の処分は解体業者に依頼するように説明するケースもあるので、依頼する前に祠の処分についても確認しておきましょう。

地蔵を破砕する場所も注意が必要です。

適当な場所がないからといって、路上や許可を取っていない他人の空き地などで行うと、土地の所有者や近隣住民とのトラブルになります。あくまで、自宅敷地内で破砕するようにしましょう。また、難しい場合は産廃業者と相談して、そのまま回収してもらえるか聞いてみるのもおすすめです。

菩提寺がない場合や仏教以外の信仰をしている場合でも供養を行うようにしましょう。最近は、ネットなどでお坊さんの手配ができますので、そういったネットサービスを利用するのもおすすめです。

繰り返しになりますが、一般的な庭の造形物や植栽と異なり、安易に片付けられないものなので、注意して片付けるようにしましょう。そうすることで、精神的にも物理的にもスムーズに片付けができます。

まとめ

庭の地蔵の片づけは、一般的な庭石の片付けよりも困難です。しかし、閉眼供養や業者の手配などステップを踏んでいけば、思ったより簡単にできるケースも少なくありません。

必要に応じて専門の業者もいますから、検討してみてはいかがでしょうか。まずは、回収してもらえる業者を探し、お坊さんに閉眼供養する依頼をしてみましょう。

 

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