このたび20代~60代男女120名を対象にアンケート調査をおこないました。
今回は掲載していただいた「仏壇の処分を行った人の5割は位牌や遺影を手元に残す」について紹介してみたいと思います。
調査結果からは、仏壇の処分を行った際に、位牌と遺影は手元に残している人が5割いることがわかりました。
<調査概要>
掲載していただいたドリームニュースのサイトはこちら https://www.dreamnews.jp/press/0000225897/
Q1 新しい仏壇を用意して管理を続けていますか?
仏壇を処分した後に、新しい仏壇を用意して管理を続けているか尋ねてみたところ、「仏壇の管理を継続している」(28%)「仏壇の管理を継続していない」(72%)
という結果となりました。仏壇の処分を機会に新しい仏壇を用意して管理を続けていく人は全体の3割という結果になりました。
Q2 仏壇の処分方法はどのような方法を選びましたか?
仏壇の処分方法について尋ねてみたところ、「仏壇店にお願いした」(39%)が一番多く、「粗大ごみに出した」(18%)、「寺院にお願いした」(16%)、「仏壇処分専門業者にお願いした」(15%)、「家と一緒に解体した」(9%)、「その他」(3%)
という結果となりました。
その他の内容としては「不用品回収業者」や「引っ越し業者」にお願いしたという結果でした。
Q3 位牌と遺影は処分しましたか?
仏壇の買い替えなどを行い、仏壇管理を継続して行わないと答えた72%の人を対象に、「仏壇を処分した時、位牌や遺影はどのように対処しましたか? と質問したところ、「位牌と遺影は手元に残した」(47%)、「遺影は手元に残した」(17%)、「両方処分した」(16%)、「位牌は手元に残した」(13%)、「もともと所持していなかった」(6%)「寺院に預けた」(1%)という結果となりました。
私自身、仏壇の片づけを専門に行っているのですが、みなさんが仏壇と一緒に位牌も片付けを望まれていたので意外な結果となりました。(もちろん位牌だけは残しという方もいいらしゃいましたが)ここからはあくまでも想像ですが、私の活動している名古屋は浄土真宗の家が多く、浄土真宗では位牌の考え方が他宗派に比べると違いがあるので、その違いからきているのかもしれません。
みなさんの声
自由回答で継承の有無についての理由を募ったところ、次のような声が多く聞かれました。
まとめ
いかがだったでしょうか?止むを得ない理由などで仏壇や位牌の所持に困っている人の参考になればと思います。私としては、先祖の供養というのは形にこだわらなくても続けていけると考えております。現状や今までがこうだったからといって、こだわり続ける必要はないと考えております。
今回のアンケートの結果は大変勉強になりました。
関連リンク
仏壇の処分をする時に気になるのは「しっかりと供養できるの?」「バチはあたらないの?」 ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/12/18/1899/
仏壇の処分を行った人の7割が「仏壇の管理を継続しない」 ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/11/30/1861/
仏壇の処分を行った人の5割は位牌や遺影を手元に残す ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/11/30/1854/
仏壇管理を任された場合、継承しますか?アンケート結果 ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/10/13/1734/
仏壇処分の理由を尋ねてみたところ、5割の人が「継承者がいないため」 ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/11/06/1839/
位牌・遺影・仏壇などの魂・お性根抜き供養~整理処分をするなら ⇒ https://gokuyo.com