このたび20代~60代男女500名を対象にアンケート調査をおこないました。
今回は18社のメディアに掲載していただいた「あなた自身が仏壇管理を任されて継承することになった場合どうしますか?」について紹介してみたいと思います。
調査結果からは、仏壇をいざ継承する事になった場合、4割の人が管理ができないので仏壇を処分するということがわかりました。
<調査概要>
・調査内容:仏壇所持に関する調査 ・調査方法:インターネット調査 ・調査機関:2020年9月23日~24日
・調査対象:仏壇を実家や住居に所持している20代~60代の男女500名(男性176名、女性324名)
掲載していただいたドリームニュースのサイトはこちら → https://www.dreamnews.jp/press/0000223582/
Q1 家に仏壇はありますか? Q2 仏壇はあなたの家に必要ですか?
はじめに、仏壇の所持状況について聞いたところ、
「実家で仏壇を所持している」(52%)「自分の家に所持している」(22%)と続き、「親戚の家で所持している」(13%)「仏壇を所持していない」(13%)となり、親戚まで範囲を広めれば8割以上所持している結果となった。
全体の75%の割合で仏壇を所持されていることがわかりました。
仏壇はあなたの家に必要だと思いますか? の質問に対しては、自宅に仏壇が必要だと思っている人は3割という結果に。必要だと思う人の少なさには驚きました。
Q3 あなた自身が仏壇を継承することになった場合どうしますか?
「もしも他に家族や親戚で継承をお願いする事ができず、あなた自身が仏壇を継承することになった場合どうしますか?」と質問したところ、60%が「継承して住まいの家に仏壇を移し、手入れをしていく」または「既に継承している」と回答した一方、40%が「仏壇を処分する」と回答。自分では管理をしたくない人が4割近くいるという結果となりました。
(※魂抜きとは仏壇に眠っている故人の魂を鎮めて抜き取る儀式(閉眼供養)のことです。 魂抜きをすることで、仏壇から仏様の魂が離れ、仏壇は魂の宿らない箱になります。)
みなさんの声
自由回答で継承の有無についての理由を募ったところ、次のような声が多く聞かれました。
また仏壇を処分する時に必ず僧侶による供養(魂抜き)を頼みたいと考えている人が8割を占め、また処分方法については、粗大ごみに出して捨てるという人は全体の1割という結果となりました。
処分の依頼先には仏壇店の他に、僧侶による読経や仏壇の処分を代行して行う、仏壇処分専門業者も選択肢に入ってきていました。
まとめ
いかがだったでしょうか?止むを得ない事由などで仏壇の所持に困っている人の参考になればと思います。私は、常日頃から形が変わっても先祖の供養は続けていけると考えており、現在の形にこだわり続ける必要はないと考えておりますが、今回のアンケートの結果は大変勉強になりました。もしも仏壇の管理に悩んでいるのでしたら、仏壇をしっかりと供養して片付けるという選択も間違ってはいないのではないでしょうか?
関連リンク
仏壇の処分をする時に気になるのは「しっかりと供養できるの?」「バチはあたらないの?」 ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/12/18/1899/
仏壇の処分を行った人の7割が「仏壇の管理を継続しない」 ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/11/30/1861/
仏壇の処分を行った人の5割は位牌や遺影を手元に残す ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/11/30/1854/
仏壇管理を任された場合、継承しますか?アンケート結果 ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/10/13/1734/
仏壇処分の理由を尋ねてみたところ、5割の人が「継承者がいないため」 ⇒ https://gokuyo.com/useful/2020/11/06/1839/
位牌・遺影・仏壇などの魂・お性根抜き供養~整理処分をするなら ⇒ https://gokuyo.com