仏壇処分を業者にお願いする時の3つのチェックポイント

社会の高齢化に伴い、面倒の見られなくなった先祖代々の仏壇を手放す方が、徐々に増えてきています。従来であれば、寺院や僧侶との付き合いもあり、仏壇の片付けについて相談する僧侶もありましたが、最近では寺院との関係も希薄となり、どのようにして仏壇を手放せばよいのか、わからない方が多いのが現状です。

このようにニーズに応じて、仏壇のご供養処分を行う専門業者も徐々に増加しています。ただ、みな初めての経験なので、業者に依頼することに対して不安におもっています。

「本当に、きちんと魂抜きやお性根抜きなどの供養をしてくれるのだろうか?」
「普通の家具と同じように、仏壇を捨ててしまうのではないか?」

など、どこまで信用したらいいのかよくわからないものです。ただ、心配する必要はありません。仏壇のご供養~整理処分を専門業者に依頼する場合には、

「ご供養状況(魂・お性根抜き)の状況確認」「ご供養内容の把握」「回収時の梱包方法」の3つのチェックポイントを知っておけば、失敗することはありません。

今回は、「仏壇処分を業者にお願いする時の、3つのチェックポイント」について解説します。

ポイント1:ご供養状況(魂抜き・お性根抜き)の確認ができるか?

1番目のポイントは、「ご供養状況(魂抜き・お性根抜き)を、確認する方法があるか?」になります。なぜなら、仏壇ご供養整理の専門業者に仏壇を依頼した場合に一番行ってほしいことであり、心配になることですよね。仏壇は、家にお迎えした時、僧侶によって開眼供養(かいげんくよう)を必ず行っています。

仏様やご先祖様の魂(霊)が、この魂入れによって仏壇や位牌に宿る事により、日々のご供養や感謝の対象となっていたわけです。したがって、仏壇を処分するにあたっては、まずは「魂を抜く」という儀式を行う必要があります。魂抜きは、お性根抜き(おしょうねぬき)とか閉眼供養(へいがんくよう)ともいいます。

なお、浄土真宗にはこの魂という考え方がありませんが、魂ではなく、すでに仏になっているという考え方で、同様の意味で、代わりに入仏・遷座法要という読経を行います。あなたが、業者に仏壇処分を依頼した場合に、魂抜き・お性根抜きの状況を確認するには以下のような方法があります。

  • 直接僧侶に自宅まで来てもらい、目の前で供養をしてもらう
  • 供養の様子を撮影した動画で確認する
  • 供養の様子を撮影した写真で確認する

それぞれについて解説します。

直接僧侶に自宅まで来てもらい、目の前で供養してもらう。

この方法が最も安心確実ですが僧侶に自宅まで来て頂く事になりますので、料金が少し上がってしまいます。僧侶の手配や紹介をしてもらえるご供養じまい専門業者がありますので、こちらを利用しましょう。

【魂抜き・お性根抜きご供養中の画像】

業者に依頼されるほとんどの方は、僧侶や寺院とお付き合いがありません。そのため、多くの場合は、先に仏壇を回収した後、業者の供養場で僧侶により魂抜き・お性根抜きをしてもらうシステムが基本です。

したがってこの場合、直接魂抜き・お性根抜きの状況を確認することができません。それに比べ、僧侶に自宅などに来て頂く場合、直接あなたの目の前で魂抜き・お性根抜きのご供養をしてもらえるので安心です。そして、目の前で供養でしてもらった後、業者によって仏壇や仏具などを回収搬出されます。できるだけ料金を抑えたい場合は、次のような確認方法もあります。

供養の様子を撮影した動画で確認

僧侶に来てもらわない場合、仏壇は、まず業者が回収に来て、業者の供養場へ運ばれます。
そこで後日、供養が行われます。この場合、あなたはその場所にいませんから、供養の様子を撮影された動画で確認することになります。

「直接僧侶に来てもらい、目の前で供養してもらう」ことに比べると少し不安ですが、ほぼ確実に魂抜き・お性根抜きのご供養の状況を確認することができます。

しっかり供養までやっておきたいが、なかなか時間が取れないような方はこのような方法でもよろしいと思います。実際の供養の様子を確認できるわけですから、最も人気のある方法です。魂抜き・お性根抜きの様子を撮影した動画は、通常は、業者のホームページ上で無料視聴できます。

供養の様子を撮影した写真で確認

動画と同様に、写真で確認するという方法もあります。魂抜き・お性根抜きの様子を、家族や親類などに見てもらう場合は、動画より写真のほうがより手軽に確認してもらいやすいかもしれません。

なお、僧侶の手配・紹介や、動画・写真撮影サービスを取り扱っていない業者もありますので、業者への問い合わせ時に確認してください。

以上、「魂抜き・お性根抜きの状況をあなたが確認する方法があるか?」は大事なチェックポイントですので、ぜひ事前に確認してください。

ポイント2:供養証明書などでご供養内容が把握できるか?

2番目のチェックポイントは、「魂抜き・お性根抜きご供養の具体的内容を把握できるか?」です。具体的な内容とは、

  • 供養実施年月日、時間
  • 供養実施場所
  • 導師様名と、所属寺院名
  • 供養の対象物詳細(名称と数量)
  • 法要の種類

などになります。これらは、業者が発行する「ご供養証明書やご供養完了報告書」などで確認することができます。これらの内容を明らかにしている場合、その業者は信用しても大丈夫でしょう。

【ご供養完了証明書の例】

また、これらの内容を聞いても教えてもらえない場合は、依頼を一旦見合わせた方がよいかもしれません。

ポイント3:仏壇回収時の梱包から搬出方法の確認ができるか?

3番目のチェックポイントは、「仏壇回収時の梱包~搬出方法」です。これは、「ご近所に仏壇を処分することを知られないようにしてほしい」という希望が一番多いからです。

具体的には、

  • 搬出時に仏壇とわからないように搬出してもらえるか?
  • 運搬車に社名や業種が表示されないか?

などのチェックポイントになります。

【業者による仏壇搬出の例】

まとめ

このように「ご供養状況(魂・お性根抜き)の状況確認」「ご供養内容の把握」「回収時の梱包方法」についてしっかり説明されている専門業者を選びましょう。特に仏壇をしっかりと梱包して搬出してもらえるかどうかについては事前に回収業者に確認してみるのがお勧めです。

以上、「仏壇処分を専門業者に依頼する場合の、押さえておきたい3つのチェックポイント」について解説しました。

 

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